2024年現在、楽天証券とSBI証券は日本で最も人気のあるネット証券の2つです。それぞれの証券会社はさまざまなサービスや利点を提供しており、どちらを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。この記事では、両社の主な特徴やサービスを比較し、どんな人にそれぞれが適しているかを解説します。
1. 手数料の比較
取引手数料
両社ともに低い取引手数料を提供しており、少額取引や頻繁な取引を行う個人投資家にも向いています。
- 楽天証券では、定額プランと従量プランの2つの手数料プランを提供しています。楽天証券の定額プランでは、1日100万円までの取引が無料。
- SBI証券でも定額と従量プランがあり、特に「SBIハイブリッド預金」を利用すると、利便性とともに手数料面での優位性が増します。
少額取引に関しては、どちらも取引手数料が非常に安価であり、頻繁に取引する人には適しています。
2. ポイント還元の比較
楽天証券
楽天証券は、楽天カードを利用したクレジットカード積立でポイントを貯めることができます。2024年時点で、楽天カードを使って投資信託を購入すると、最大1%の楽天ポイントが還元されます。このポイントは、楽天市場や楽天グループのサービスで利用できるため、楽天エコシステム内での利用が多い人に向いています。
SBI証券
SBI証券も同様に、クレジットカード積立でポイントが還元されます。2024年の新NISAに合わせ、ポイント還元制度も強化されており、特定の銘柄に投資することで、ポイント還元率が高まる場合があります。さらに、SBI証券はTポイントやPontaポイントを利用した投資も可能です。
3. 銀行連携の違い
楽天証券
楽天証券は楽天銀行と連携しており、楽天銀行の「マネーブリッジ」を利用することで、普通預金金利が最大0.18%に上昇します。楽天エコシステムを活用する人には、非常に便利なオプションです。
SBI証券
SBI証券は住信SBIネット銀行と連携しており、こちらも「SBIハイブリッド預金」を利用することで、普通預金金利を最大0.11%まで引き上げることが可能です。さらに、2024年からはSBI新生銀行とも連携し、普通預金金利が最大0.3%に上がる「SBI新生コネクト」も提供されています。
4. 使いやすさと取引プラットフォーム
楽天証券
楽天証券のプラットフォーム「マーケットスピード」は、操作性が高く、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。また、スマホアプリ「iSPEED」も人気で、外出先からでも簡単に取引が可能です。
SBI証券
SBI証券は取引ツールが豊富で、特に「SBIトレードツール」は高機能な分析ツールを提供しています。複数の取引プラットフォームから選べ、細かな取引や分析を重視する中級・上級トレーダー向けです。
5. どんな人に向いている?
楽天証券が向いている人
- 楽天ポイントを活用している人
- 楽天グループのサービス(楽天市場、楽天トラベルなど)を頻繁に利用する人
- 初心者で、シンプルで使いやすい取引プラットフォームを求める人
SBI証券が向いている人
- 幅広い投資商品(株式、投資信託、IPOなど)にアクセスしたい人
- 住信SBIネット銀行やSBI新生銀行との連携を活用したい人
- より詳細な分析ツールを使用して取引を行いたい中級者・上級者
6. 楽天証券とSBI証券の比較表
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| 取引手数料 | 定額・従量プランがあり、1日100万円まで無料 | 定額・従量プラン、SBIハイブリッド預金が便利 |
| ポイント還元 | 楽天カード積立で1%還元 | Tポイント、Pontaポイントを利用可能 |
| 銀行連携 | 楽天銀行との連携で金利0.18% | 住信SBIネット銀行とSBI新生銀行で金利最大0.3% |
| 取引プラットフォーム | マーケットスピード、iSPEEDが人気 | 高機能なSBIトレードツールが強力 |
| 対象ユーザー | 初心者、楽天ユーザー向け | 中級者・上級者、広範な投資商品を求める人向け |
まとめ
楽天証券とSBI証券はどちらも優れたネット証券であり、それぞれに強みがあります。楽天エコシステムを利用している人や初心者には楽天証券が、幅広い投資商品や高度な分析ツールを求める中級・上級者にはSBI証券が適しています。自分の投資スタイルやニーズに合った証券会社を選ぶことが重要です。
【参考】: 最新の手数料やサービス内容は日々更新されるため、公式サイトでの確認をおすすめします。